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【日本株】4/15に値動きが激しかった銘柄(ベクトル、ディップ、GUNOSY)について

今日は、アナリスト視点での日本株の個別株の話です。

15日に株価が大きく動きた株について、今後の見方。

企業に取材してみましたので、それを踏まえて。

 

6058 ベクトル(一時20%以上の値上がり)

・12日決算発表で、新年度予想が想定上に強かったため、ショートカバーを巻き込み上昇。

・ガイダンスの営業利益計画40億円は強すぎる印象で、36億円程度現実的との感触。

・強いガイダンスで急騰してしまうと、のちのち業績未達懸念との闘いとなるため、株としてはやや手掛けにくい印象。

・中長期期には有望な銘柄であり、ショートもしにくい。

 

2379 ディップ(▲17%下落)

・12日発表の新年度減益ガイダンスがネガティブで株価下落。

・ガイダンスは保守的すぎる印象であり、会社計画を超過達成してくるだろう。1Q決算では、多少見直される可能性も。

・ただ、、、中期的にはダウントレンドにある会社とみており、基本的にショートを仕掛ける目線でウォッチすべきと考えている。理由は、景気後退局では、パート・アルバイト市場が最も先に悪化するため。景気後退局面での業績悪化幅は大きいタイプ。中期的には株価下落余地大と見ている。

 

6047 GUNOSY (ストップ安)

・業績下方修正がネガティブで株価大幅下落。下方修正要因は、①広告費積み増し ②広告配信事業の不振。①は問題ないが、②が問題。Googleアルゴリズム変更(ルール変更)の影響を、引き続き受けている(18.8月から顕在化)。まだ、半年程度は影響が出よう。

・株価は、短期的にはかなり売り込まれるだろう。4Q業績も冴えないことから、少なくとも、3カ月程度は手出し無用と思われる。ただ、意外とテクノロジーは高く評価できる会社であり、どこかのタイミングでは投資を検討してもいいかも(株価が上がるときは上昇率は高いタイプでもある)。今ではないが、3カ月後あたりか。