40代脱サラ奮闘記

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【投資のすすめ①】株式投資はちゃんと向き合えば儲かりますよ『若い人こそ、個別株投資を』

こんにちわ。

今日は、投資の啓蒙活動をw

今後、シリーズ化していきたいと思います。

   *公演で話している内容の一部抜粋です。

 

(疑問①)株式投資って、みんな、損する?

 

22年間、日本株投資を仕事としてやってきました。そうした中で、友人・知人から、

株式投資って儲かるの?昔酷い目にあったんだけど…』

という相談をよく受けました(合計20人ぐらいかな)

 

失敗理由は人それぞれなんですが、全員、個々にあったアドバイスを丁寧にしてあげると、みんな自分にあった投資法を生み出し、投資を楽しんでます。ここ数年は、みんな儲かってます(^▽^)。短期的に含み損を抱えても、1年半もすれば大きな含み益になってます。

 

『株の本を読んでも、全然、勝てるようにならない!』との声をききますが、それはそうです。

なぜならば、人それぞれあった投資スタイルがあるからです。『デートレードを向く人』『配当や株主優待を目当てにじっくり投資する人がいい人』『成長株投資が向く人』『バリュー株投資がむく人』など様々で、そのスタイルによって注意するポイントが全然違います。

最悪なのは、『配当目当てで買ったのに短期的な値動きで振り回される』『成長期待で買ったのに、成長性に問題が出てきているに変わらず、株価下落で売れなくなる』など、投資スタイルと投資行動にミスマッチが発生する場合です。これをやると、パフォーマンスが著しく悪化します。このミスマッチと精神的な余裕のなさが、負けている理由の大半です(;'∀')

私は、長年、株式をプロとしてやってきたので、①市場のミスプライシングを狙う投資 ②中長期的に大幅な値が上がりを期待して投資する成長株投資 ③(安定収入確保目当ての)高配当株投資を組み合わせています。ただ、このカテゴリー分けはきっちりするように細心の注意を払ってます。あと、気持ちを整えるようにしてます。

 

 そもそも、株式投資『(経済が成長していれば)みんなが損するということは、理論上絶対にありません』。なぜならば、企業は儲かった利益の一部を配当として出しているからです。世界経済が成長し、企業が成長している限りは、分配を受けるんです。宝くじや競馬は、運営主が搾取しているため、投資の一部しか戻ってきません。また、「投機(デートレーディングなど)」は、ゼロサムゲームです。ただ、投資は「企業の成長の恩恵を受ける」ため、投資家全体の利益で考えれば、中期的にはプラスになるのです。投資と投機は全く違います!

 

(疑問②)個別株投資って意味あるの?

 

最近は、『ETFを活用とした資産運用』が流行ってます。分散投資(株、債券、REITなどの資産をグローバルに分散して投資する)をして、長期的な資産形成をしようというやつです。ロボアドバイザーを使って、資産配分を適宜変えてもらって、安定的な資産形成を狙います。

確かに、資産形成の中心として、こうした金融商品を活用するのは良いことと思います。ただ、この資産運用方法は『世界経済成長率+α』の利回りしか得られません。なぜならば、指数に投資するということは、衰退する産業(企業)にも投資するからです。いま、元手がたくさんある人であれば、この手法で十分ですが、元手の少ない若者は、むしろ、一部資産で個別株投資もした方が断然いいです。

 

簡単な事例として、

私が、駆け出しのアナリストの頃(24年前頃)、中国で安い生産コストを利用して家具を作って販売するという企業が札幌に出てきました。家具の価格を見ると、市場価格の1/3以下とかで、価格の安さは衝撃でした。当時の時価総額は400億円弱でした。新人アナリストの私でも、業界に革命を起こす企業とすぐにわかりました。いま、その会社の現在の時価総額は2兆円(50倍)です。その企業は、皆さんがご存じの『ニトリ』です。では、この企業は、プロだから気づいたのでしょうか?20年前は、確かにプロでなければ気づかなかったかもしれません。ただ、10年前ぐらいには、皆さん『ニトリ』をご存じではありませんでしたか? 10年間の株価推移は下です。

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ニトリの10年

この10年でも軽く10倍以上にはなっています。これは、プロでなくては取れなかった投資機会だったでしょうか??僕はそう思いません。

 

こうした『賃金の安い工場で自ら生産し、国内で売る(製造小売業)』といったビジネスモデルは、他にも、ユニクロ無印良品なども当てはまり、これらの企業は同じ強味いかし、高成長を実現し、時価総額を非常に大きくしてますよね。

 

では、日本の流通業全体の時価総額は、この30年で大きくなったのでしょうか?答えは、否です。ニトリユニクロ無印良品が急拡大する一方、GMSや百貨店が衰退したからです。特に、30年前は、時価総額2兆円以上あった「ダイエー」が廃業しています。

日本の消費は30年でほとんど伸びてません!なので、流通全体が伸びているわけではなく、単に勝ち組・負け組が栄枯盛衰入れ替わったのです。

日本株指数全体に投資するということは、日本経済全体に投資するということです。日本経済って、今後そんなに伸びますか?

一方、20年でこれだけのドラスティックな株価変化が個別株にはあるんです。一方の企業は株価50倍になり、一方は紙くずになる。これは、プロでなければ気づかなかった変化でしょうか?取れなかった投資機会だったでしょうか?

10~20年タームであれば世の中は大きく変化します。特に、これからは、テクノロジーの進化はさらに加速する(AI、IOT、5Gなど)とされてます。ちょっぴりアンテナを高くしていれば、お宝株を発掘することは可能ではないでしょか?

小さな元手しかないが、一方、今後の世界を作っていくと期待される若者は、50倍になる銘柄にも、少額でも投資するのがいいと個人的には思います。

 

次回は、個別株投資のもっと大きな効用について発信したいと思います。また、どうすれば、株投資で効率的により確実に儲かるかについても、お話したいと思います。

 

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